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2026-08-13|読了 約2分採用育成・評価

「未経験を採って育てる」が成立する条件、しない条件

この記事は〈採用〉の話です。自社の現在地は、3分の組織診断で測れます。無料・匿名です。

📗 SES経営のOS|採用 第2講

「未経験を採って育てる」はSESの伝統的なモデルです。これを美談として語る人と、搾取として叩く人がいますが、経営の目で見ればどちらでもありません。成立条件が3つある投資です。条件が揃えば本人も会社も勝ち、揃わないまま実行すれば共倒れします。

成立条件は3つ

1. 育成の型が文書として存在する

「現場で覚えてもらう」は育成ではなく放牧です。逆算育成の型とドキュメント駆動の教え方——何をどの順で、どのレベルまで、誰が確認するか。型がないなら、採る資格がまだありません。

2. 入れる現場がある

未経験者の最初の現場は、単純作業を含む「入口案件」です。そしてAI時代の回で書いたとおり、この入口がいま構造的に狭くなっています。テスト・軽微な実装・ドキュメント作成——AIが最初に吸収する領域と、未経験者の入口は重なっている。自社の商流に入口案件が実在するか、採る前に確認が要ります。

3. 初年度の赤字に、資金繰りが耐えられる

未経験者1人の初年度は、給与のフルコスト(×1.35)に対して単価が追いつかず、教育工数も乗ります。1人あたり年200〜300万円規模の先行投資と見るのが実態です。回収は2年目以降——その資金体力があるか。

しない条件は、ひとつ

3条件のどれかが欠けているのに、「経験者より安いから」という理由で採ることです。型がなければ育たず、現場がなければ待機し、体力がなければ途中で放り出す。1年後に残るのは、スキルが付かなかった本人のキャリアの傷と、会社の数百万円の損失です。安いからではなく、育てられるから採る——順序はこれしかありません。

数字で判断する

採る前に1枚、計算してください。初年度のフルコスト+教育工数、想定単価の推移、何か月目に粗利がプラスに転じるか。この損益分岐が描けないなら、まだ2条件目か3条件目が欠けています。

採用が数字で運用されているかは、組織診断のQ5で問うています。

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SES経営の記事、うちにも当てはまるなと思って共有です 「「未経験を採って育てる」が成立する条件、しない条件」 https://sesos.jp/articles/mikeiken-saiyou

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