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2026-07-17|読了 約1分

指摘ゼロのLGTMには、2つの意味がある

大きなプルリクエストに、指摘ゼロでapproveが付いた——喜んでいいのか、少し不安になるのか、分かれるところです。

指摘ゼロには、2つの意味がある

レビューで何も指摘されなかったとき、そこには2つの可能性があります。本当に問題が無いか、読まれていないか。 差分が大きい、締切が迫っている、遠慮のある関係——こうした条件が揃うと後者が起きます。テストが不在を証明できないのと同じ構造で、「指摘が無い」は「問題が無い」の証明にはなりません。心配な箇所は、自分から名指しで見てもらうのが確実です。

承認は、責任を分け持つという表明

そもそもレビューでの承認(LGTM)は、完全な保証ではありません。見た範囲では問題ないという、責任を分け持つ表明です。だから「よく分からないけど通す」は、分からないまま責任だけ持つことになります。分からない箇所があれば、「ここは判断できません」と書いて承認するほうが、無責任ではなく誠実な形です。

SES常駐で、レビューの貢献が見えにくい理由

レビューで防いだ不具合は、起きなかったので記録に残りません。見えない仕事ほど、感謝されにくいと同じ構造が、レビューにもそのまま当てはまります。しかも常駐先での貢献は、自社の評価者に伝わる経路がありません。未然に防いだことは、自分で記録しない限り、誰の目にも残らない。

一行メモを、自分の値札にする

「レビューで設定ミスを見つけて、本番障害を防いだ」——これを一行メモに残すのは、自慢ではなく値札を付けるための材料です。経験を「使える形」に翻訳する、一行メモの習慣と同じように、レビューでの貢献も、書かなければ無かったことになります。

レビューにまつわる判断は、エンジニアの型の問題集にまとめてあります。